今日、デジカメ印刷の紹介を書いていて、たまには、ポイントサイト以外のことでも書こうと思い立ったので、そうします。デジカメついでとしてEPSONのCP-920ZからPENTAXのOPTIO A20に乗り換えた話題についてでも。
私が、今年の前半まで使っていたデジカメは、EPSONのCP-920Zなのですが、2001年のデジカメですので、6年前のものです。当時は十分な334万画素です。でかい、重いが難点だったりします。
資料によると358gですが、ここにCFカードと単三電池4本が加わりますので、500gくらいです。単三型だと、電池が切れても換えが効くので都合が良い利点があります。フラッシュを焚かなければ400枚ほど撮れましたし、なかなか便利だったのです。某社の飛行機が飛ばせる乾電池よりもニッケル水素電池の方が撮影枚数が多いのは未だに解せませんが、何故なのでしょう。飛行機を飛ばすのには良い電池は、300枚弱でへたりました。デジカメに向かないのでしょうか?
それはさておき、このデジカメを使い続けていたのは、ソニーや京セラなどのデジカメも手に入れたものの比較すると画質が悪かった(荒れていた)ことが原因です。しかし、6年前のカメラのCPU?は、圧縮するのに時間が掛かり、撮影後数秒間次の撮影ができなくなります。飛行機の飛ばせる電池の名誉のために言っておくと、1.2Vのニッケル水素電池に対し、1.7Vのその乾電池では、待ち時間が明確に短くなりました。たぶん電圧の違いでしょうがこのことに関しては利点があります。
CP-920Zを落として電源のON/OFFボタンが壊れたというのも有りますが、重いし、動作が遅いので旅に持って行く気がしませんので、買い換えました。最近のEPSONは、たぶん良いものなのでしょうが、マニアックで高価なので私には買えません。そこでPENTAXのOPTIO A20にしました。CASIOの1000万画素のデジカメと比較したものの、2000円高かったので、安い方に決定です。CASIOは200万画素の時代に使っていましたが悪くなかったです。オークション用には十分でした。OPTIO A20は、1000万画素でコンパクトなカメラです。手ぶれ補正も付いてますし、人の顔も認識します。撮影後に待たされたりもしません。液晶も大きくて高精細です。さすが最近のカメラです。とはいえ市場にはA30が既にあるので旧型です。旧型にしても6年前のカメラと比べれば断然新しい訳です。2万円のカメラですので旧型でも文句はありません。1年前と同じ場所に先日行って使ってきたのですが、3倍以上の画素数の違いは有りました。細かい文字が読めます。荒れたりしませんし、色合いも十分です。不満だったのは電池の持ちです。3.7V710mAhのリチウムイオン電池では、多くても200枚程度しか持ちません。単三電池ではないのでその辺で売っているということもありません。仕方がないので、怪しいと思いつつ、D-LI8やNP-40の中国製互換電池を新品で2個1000円でオークションで手に入れてきました(純正品も中国製なんですけどね)。液漏れとか爆発はしないだろうかと心配していましたが、今のところ(5,6回使ったところ)問題有りませんし、撮影枚数もたぶん純正品と同じくらいです。何百枚も撮るときには重宝しています。参考までに、左が純正品、右が互換品です。何かアクシデントが起こっても私は責任をとりませんので、手に入れて使いたい方は自己責任でお使いください。

最近、一眼レフデジカメが流行のようです。1000万画素を超え、35mmフィルムの画素数並になったとされ、デジカメとしての完成度が認められたのでしょう。わかる気がします。それと関係してOPTIO A20の解消できない不満点があります。それは夜景です。40mmの天体望遠鏡では光量が足りないので倍率を上げても月のクレーターくらいしか観測できないように、コンパクトカメラでも夜景では光量が足りず、ぶれるか荒れます。つまり、シャッタースピードを速めれば荒れ、荒れないようにするにはシャッターを遅くするのでぶれやすくなります。1年前に撮ったEPSONのCP-920Zと比べていて、そちらの方が夜景が綺麗なのです。一眼レフとは言わないまでもA20と比べると少なくとも4倍以上はレンズが大きいので当然です。これはコンパクトカメラの限界なのでしょう。改善できれば良いのですが原理的に難しそうです。
勝手な感想を纏めますと、画素数は重要です。たぶんCCDの大きさも重要なのでしょう。しかし、レンズが小さいと暗いところは撮れません。いや撮れないことはないですが綺麗ではありません。月食の時に無謀にもA20の4秒露光で撮影しました。当然三脚は使っています。月が欠けているのはわかりました。ただしぼやけていてかろうじて月の写真であるとわかる程度でした(もしかしたら私の撮り方が下手なだけかもしれませんが)。そんなですので、コンパクトカメラの夜景機能に美しさを求めるのは難しいようです。書き忘れましたが、私の使ったことのあるソニーのカメラは2000年頃の機種です。動画はEPSONより綺麗でしたし、電池の持ちは良かったです。また、最近の機種とは比較になりませんのであしからず。大した撮影技術もなしに、カメラを選ぶとするとカメラの大きさと画質はトレードオフのようです。一眼レフは、値段も厳しいですが、体力的に持ち歩きたくないわけでどうしたものかというところです。なんだかんだ言っても私としては、十分な性能を持ったカメラですので当面A20を使うと思います。上の写真は一応A20での撮影ですが、設定を考えずに撮ってますし、圧縮しまくっていますので、恐らく参考になりません。画質については、PENTAXのページでお確かめください。
どうでもいいですが、最近のコンパクトデジカメには、ファインダーが無いのですね。35万画素の枚数表示以外に液晶のないデジカメ以外でファインダーを使っていなかったので気がつきませんでした。液晶の大型化で機体から追い出されたのでしょうか?
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