2008-07-02(Wed)
洞爺湖サミットとコンビニ規制
洞爺湖サミットの議題の一つは地球温暖化問題です。それに関連して、京都市、埼玉県などでコンビニの24時間営業の規制が言われています。深夜営業で二酸化炭素を排出しているのは間違いないのでコンビニ業界も日本全体から見て0.009%の減少すると見ているようです。業界が主張したいのは逆のことで、その程度の削減では利便性に見合わないという内容ですが。
24時間営業でない店では夏場にチョコレートが有りません。冷凍庫・冷蔵庫を止められないのもそうですが、店全体の空調が24時間で無ければ、夏場に品質が劣化する商品は置けません。そうした商品は案外多そうです。断熱ガラスやLED、効率的な発電装置など24時間営業でなければ導入しないであろう技術も多いことでしょう。そうした技術革新の市場としての機能もあると思われます。
一方、0.009%しか削減できないと言うのも低く見積もりすぎな気がします。つまり、夜型生活を止めれば大きな削減になるので、波及効果が大きいのではないかと。それには、コンビニ以外にテレビの深夜放送を止めるとか、コンビニ以外の店も閉めるとか、ライトアップをやめるなど色々ありそうです。もっと言うなら、辻に番所でも設けて夜間は原則通行止めにしてしまうとか。そうすれば1990年レベルではなく徳川綱吉の時代にまで二酸化炭素の排出は減らせるかもしれません(半分冗談です)。
コンビニだけ槍玉に挙げるのはどうかと思います。本質的な問題として、二酸化炭素をはじめ環境規制は、自由な経済活動とトレードオフです。つまり、問題は、どこまで活動の制限をするかの線引きを、公平で明確なものにするかだと思いますが、利権の対立で難航しそうに思えます。
ヨーロッパなど夜間に開いている店が多くない様ですので、そうした生活環境が環境問題に関心を持つ一因になっているのかも知れません。アメリカは経済活動の制限が大嫌いな国なので基本的に関心を持たないのだと思います。どちらも徹底しているように見えます。それに対し、日本がどっちつかずの立場をしていると中途半端で両方から叩かれることになりかねないのではないかと思っているわけです。そもそも、そのことから、私は洞爺湖サミットの環境問題自体が、利害対立が収まらず、実質的な成果が上がらないのではないかと見ています。従って、洞爺湖サミットは全く期待しないで見守ることにしたいと思います。
そういえば、名古屋市南区の工業地帯に行った時に、セブンイレブンは24時間営業でしたが、サークルKが7-23時の営業時間でした。営業時間が名前と逆ですぞとつっこみたくなりました。それはともかく、工場ばかりでは深夜に客がいないのでしょうから24時間営業するメリットが少ないのでしょう。
結局、深夜に出歩かなければコンビニも勝手に閉まるのではないかと思います。若しくは物価高騰でコンビニの24時間営業を反映した価格帯では売れなくなるとか。といいつつ、メーカーブランドの相次ぐ値上げで、菓子やパンなどコンビニオリジナルの方が、安かったりするので、24時間の利便性が単純に価格に反映されているわけでもなく問題は複雑に思うこの頃です。私の関心はもっぱら環境問題の方でして、最近、開店セールのコンビニくらいしか行っていないので、正直なところコンビニの24時間営業はどちらでも構わないのですが、24時間営業は必要なのですかね。
24時間営業でない店では夏場にチョコレートが有りません。冷凍庫・冷蔵庫を止められないのもそうですが、店全体の空調が24時間で無ければ、夏場に品質が劣化する商品は置けません。そうした商品は案外多そうです。断熱ガラスやLED、効率的な発電装置など24時間営業でなければ導入しないであろう技術も多いことでしょう。そうした技術革新の市場としての機能もあると思われます。
一方、0.009%しか削減できないと言うのも低く見積もりすぎな気がします。つまり、夜型生活を止めれば大きな削減になるので、波及効果が大きいのではないかと。それには、コンビニ以外にテレビの深夜放送を止めるとか、コンビニ以外の店も閉めるとか、ライトアップをやめるなど色々ありそうです。もっと言うなら、辻に番所でも設けて夜間は原則通行止めにしてしまうとか。そうすれば1990年レベルではなく徳川綱吉の時代にまで二酸化炭素の排出は減らせるかもしれません(半分冗談です)。
コンビニだけ槍玉に挙げるのはどうかと思います。本質的な問題として、二酸化炭素をはじめ環境規制は、自由な経済活動とトレードオフです。つまり、問題は、どこまで活動の制限をするかの線引きを、公平で明確なものにするかだと思いますが、利権の対立で難航しそうに思えます。
ヨーロッパなど夜間に開いている店が多くない様ですので、そうした生活環境が環境問題に関心を持つ一因になっているのかも知れません。アメリカは経済活動の制限が大嫌いな国なので基本的に関心を持たないのだと思います。どちらも徹底しているように見えます。それに対し、日本がどっちつかずの立場をしていると中途半端で両方から叩かれることになりかねないのではないかと思っているわけです。そもそも、そのことから、私は洞爺湖サミットの環境問題自体が、利害対立が収まらず、実質的な成果が上がらないのではないかと見ています。従って、洞爺湖サミットは全く期待しないで見守ることにしたいと思います。
そういえば、名古屋市南区の工業地帯に行った時に、セブンイレブンは24時間営業でしたが、サークルKが7-23時の営業時間でした。営業時間が名前と逆ですぞとつっこみたくなりました。それはともかく、工場ばかりでは深夜に客がいないのでしょうから24時間営業するメリットが少ないのでしょう。
結局、深夜に出歩かなければコンビニも勝手に閉まるのではないかと思います。若しくは物価高騰でコンビニの24時間営業を反映した価格帯では売れなくなるとか。といいつつ、メーカーブランドの相次ぐ値上げで、菓子やパンなどコンビニオリジナルの方が、安かったりするので、24時間の利便性が単純に価格に反映されているわけでもなく問題は複雑に思うこの頃です。私の関心はもっぱら環境問題の方でして、最近、開店セールのコンビニくらいしか行っていないので、正直なところコンビニの24時間営業はどちらでも構わないのですが、24時間営業は必要なのですかね。
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