2008-12-10(Wed)
ネットブックの魅力とは
最近不景気な話ばかりですので、今週は今年売れた物の話題でも書きます。最近ネットブックパソコンが流行っています。理由の一つは安いからでしょう。ヴィヴィアン・タム氏デザインのネットブックHP Mini 1000のようなデザインが売りな物も魅力的なのでしょうが今回の話は残念ながらデザインの話ではなく別にあり、オーディオとしての性能についてです。そもそも、ネットブックパソコンが安いのもデザイン重視なのも、性能が売りにならないことの裏返しなのです。そういうわけで、安いモバイルパソコンが欲しいだけなら型落ち品を漁っていた方が、性能や丈夫さや軽さについて良質な物が手に入るかも知れません。
今のところ私はAtom搭載のネットブックを購入していませんが、私が魅力的だと思うのは静音性です。一時期のノートパソコンはCPUだけで消費電力が30W以上のものも珍しくなく、排熱しないとパソコンが止まってしまうのでファンがうるさかったりしたわけです。ネットブックのCPUは2Wか4Wですので、ファンレスにできます。例を挙げるとDELLのInspiron mini 9やSOTECのDC101がファンレスです。ファンレスですと音楽を聴くのにファンの音が邪魔になりません。本体をSSDにして、音楽ファイルを入れておけば、回転音はありませんので、CDプレイヤーなどよりも静かな筈です。オンキョーやローランドや音源専業メーカーなどのそこそこ高級なUSB音源を繋げば本格的なオーディオ並の音質にできます。ファンレスでなくても騒音の気になるネットブックはまずないと思いますので、一般的に音楽用には向いていると思います。音楽プレイヤーとしては画面も大きいので、曲が増えても管理しやすく便利です。
音楽パソコンついでにオンキョーからネットトップパソコンSOTEC HDC-1Lが出ました。以前から音楽を楽しむためのパソコンはオンキョーブランドでありましたが、20万円位していましたので、私としてはとても手が出るパソコンではありませんでした。今回のHDC-1Lは59800円です。Atom系の安さと消費電力の少なさから実現した価格だと思います。S/N比は120dBで、性能的には超高級オーディオです。実際音は良いようです。不満な点は微妙にあるのですが、オーディオとして十分魅力的だと思います。これらのネットブックなどに関する情報は豊富にありますので、一々挙げませんが興味があれば探して見てください。
最後に余談です。ネットブックの頭脳であるintelのCPU Atomですが、コアはi486という15年くらい前の物です。Windows95の頃にはPentiumが登場しましたのでそれ以前のCPUです。何故こんな古い物を今更使うかというと、Pentium以降よりも消費電力が少ないからです。私が初めて買った486マシンは33MHzでしたがファンどころかヒートシンクさえついていませんでした。Atomは主流が1600MHz(1.6GHz)ですので単純な計算で33MHzに比べ約50倍速いわけです。しかし、それだけではWindowsVistaやXPはまともに動かないのでしょう。そこでi486のスピードを上げる他に、拡張命令を付け、コアを2つや4つに増やした形にしたのがAtomです。CPUだけで20Wを越える普通のノートパソコンに比べ、消費電力がその1/10になったメリットの一つが静音性というわけです。
Atomは電気を食わないのが最大の特長ですので、私が使うのなら軽く外出先で使うか、音楽専用かどちらかになると思います。オンキョーの株価は冴えませんが音楽に特化したパソコンは良いアイデアだと思います。一方、ネットブックで重い作業をする、(そもそも画面が問題ですが)高精細な動画を見るなど他の用途についてはあまり過大な期待はしない方が良さそうです。
というわけで、point-bank.infoにパソコン販売店は多数ありますので、宜しければご利用ください。パソコン関係は全て利益なしで還元しておりますので大変お得です。
今のところ私はAtom搭載のネットブックを購入していませんが、私が魅力的だと思うのは静音性です。一時期のノートパソコンはCPUだけで消費電力が30W以上のものも珍しくなく、排熱しないとパソコンが止まってしまうのでファンがうるさかったりしたわけです。ネットブックのCPUは2Wか4Wですので、ファンレスにできます。例を挙げるとDELLのInspiron mini 9やSOTECのDC101がファンレスです。ファンレスですと音楽を聴くのにファンの音が邪魔になりません。本体をSSDにして、音楽ファイルを入れておけば、回転音はありませんので、CDプレイヤーなどよりも静かな筈です。オンキョーやローランドや音源専業メーカーなどのそこそこ高級なUSB音源を繋げば本格的なオーディオ並の音質にできます。ファンレスでなくても騒音の気になるネットブックはまずないと思いますので、一般的に音楽用には向いていると思います。音楽プレイヤーとしては画面も大きいので、曲が増えても管理しやすく便利です。
音楽パソコンついでにオンキョーからネットトップパソコンSOTEC HDC-1Lが出ました。以前から音楽を楽しむためのパソコンはオンキョーブランドでありましたが、20万円位していましたので、私としてはとても手が出るパソコンではありませんでした。今回のHDC-1Lは59800円です。Atom系の安さと消費電力の少なさから実現した価格だと思います。S/N比は120dBで、性能的には超高級オーディオです。実際音は良いようです。不満な点は微妙にあるのですが、オーディオとして十分魅力的だと思います。これらのネットブックなどに関する情報は豊富にありますので、一々挙げませんが興味があれば探して見てください。
最後に余談です。ネットブックの頭脳であるintelのCPU Atomですが、コアはi486という15年くらい前の物です。Windows95の頃にはPentiumが登場しましたのでそれ以前のCPUです。何故こんな古い物を今更使うかというと、Pentium以降よりも消費電力が少ないからです。私が初めて買った486マシンは33MHzでしたがファンどころかヒートシンクさえついていませんでした。Atomは主流が1600MHz(1.6GHz)ですので単純な計算で33MHzに比べ約50倍速いわけです。しかし、それだけではWindowsVistaやXPはまともに動かないのでしょう。そこでi486のスピードを上げる他に、拡張命令を付け、コアを2つや4つに増やした形にしたのがAtomです。CPUだけで20Wを越える普通のノートパソコンに比べ、消費電力がその1/10になったメリットの一つが静音性というわけです。
Atomは電気を食わないのが最大の特長ですので、私が使うのなら軽く外出先で使うか、音楽専用かどちらかになると思います。オンキョーの株価は冴えませんが音楽に特化したパソコンは良いアイデアだと思います。一方、ネットブックで重い作業をする、(そもそも画面が問題ですが)高精細な動画を見るなど他の用途についてはあまり過大な期待はしない方が良さそうです。
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